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倫太郎 第10話の最終回で夢乃=明良に振られて失恋。荒木はるり子、円能寺は夢千代と熱愛?

公開日: : ドラマ・テレビ

夢乃は精神科医の倫太郎が好き。しかし、結婚はできない

すべて予想通りだったのに、それ以外は。
絶対、倫太郎と夢乃は結婚してハッピーエンドだと思っていたのに、そうはなりませんでした。残念というべきなのか・・・。

倫太郎は、お母さんの墓前で、28回目の命日で初めてお墓参りにいったその墓前で、夢乃に渾身のプロポーズを敢行します。概要はこんなものです。
「夢乃さんは、からっぽだった僕を満たしてくれた。母を自殺に追いやったと思っていたことが原因で、精神科医のくせに自分と向かい合えるようになったのは、夢乃さんのおかげだ。医者と患者という関係ではなく、一人の男として愛しています。この生涯をかけてあなたを幸せにします。結婚していただけませんか。どうしても、母の前でこの気持ちを今日伝えたかったのです。私の勝手な都合でこんな形になったので、返事は今すぐとはいいません。」

それに対して夢乃さんは、こう回答します。
「今返事します。先生ありがとう。でも、私は先生とは結婚できません。(倫太郎:そうですか・・・。できませんか・・・)精神科医が患者を好きになることは、逆転移と言うんですよね?(倫太郎の書いた本を見ながら)恋愛は一過性の精神疾患・・・。私は精神科医の日野倫太郎を好きになったんです。生涯をかけて幸せにしますという男性は信用できません。お母さんすみません。お母さんの前で息子さんにひどいことをいってしまって。」

その後、夢乃さんは「先生、患者として一つ聞きたいことがあります。私の病気はどういう状態なのですか?」と倫太郎に質問。倫太郎は、「ずいぶんよくなっていると思います。でも、何かあったらいつでも来てください。」と回答。その後夢乃は「じゃあ」といって普通に別れます。

ドラマ自体は、悲しい感じはなかったんですが、見ているこっちはなんだか悲しい気持ちになってしまいました。むなしいと言うか、さみしいというか、不憫というか・・・本当は好き同士でも、結ばれないのがやりきれないんでしょうかね。そう感じてしまう自分を見ると、やっぱり、男性の方が女々しいくて後を引きずる、女性の方が切替が早い、というのが正しいんだろうなと感じます。
女性の恋愛は上書き保存。男性の恋愛は名前を別にして保存。という例えを聞いたことがありますが、なかなか的を射ていますね。

最終回では、慧南大学病院を謹慎になった日野倫太郎と夢乃が一緒に過ごす様子が描かれていました。夢乃さんは、倫太郎の家で寝泊まりはしていなかったでしょうが、それ以外は夫婦同然のような同棲生活のような日々です。家では料理を作って仲睦まじく過ごすし、外出しては愛犬の弥助とも一緒に遊んで過ごしています。

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そして、夢乃さんの強い人格も現れることがなくなります。それを見た倫太郎は、自分が一歩踏み込んで夢乃さんと接することで、症状が改善したと思わずにはいられなかったのです。こんなに、突然変わるのかというくらい、夢乃さんの病気はよくなっていました。やっぱり、患者に向き合うのは愛が必要なのだと感じるようになってのプロポーズだっただけに、残念でなりません。

倫太郎は、「まだあなたに話していないことがあります。
父は仕事で海外にいていて家をあけていました。母はその間他の男性と恋愛していました。僕は心の中で母を責めていました。母をうつ病にして、自殺に追い込んだのは僕なんです。そんな自分が許せなくて、ここにもずっと来られませんでした。今日お墓参りに来られたのは、あなたのおかげです。」と秘密まで暴露して、自分をさらけ出して、振られちゃうんですから、何ともいえない気分です。

水島は夢乃に結婚するよう説得?

倫太郎は、夢乃に振られた後、早速日野家で、そのことを報告しました。報告相手は、妹と同僚で幼馴染の外科医・水島百合子です。
妹の中畑まどか(酒井若菜)からは、あきれた感じで「振られた?相手患者でしょう。倫理違反じゃないの。プロポーズまでして振られたの・・・?」と言われ、百合子は絶句という感じでした。
それだけでも、妹のまどかからすれば、倫太郎は女性の気持ちを分かっていないといいたかったであろうに(百合子が倫太郎に気があるのは一目瞭然)、さらに倫太郎は母親の命日にユリの花を供えていたのが水島だと知らなかったことから、「そんなことも知らなかったの。女心がわかっていない。」と言われてしまう始末です。

倫太郎は、先輩の荒木に、医者を辞めて夢乃さんとやっていきたい旨を告白していました。
夢乃さんも、倫太郎がそういう覚悟であることはわかっていたから、わざわざ、もっともらしい理由を付けて、振ってしまったんでしょう。これは明らかです。なぜなら、夢乃は倫太郎には私以外に救わないといけない患者がいるから、私ひとりのものになってはいけないと発言しているからです。それは、水島が夢乃のところを訪ねて「本当にそれでいいの?倫太郎のこと好きなんでしょう?私はずっと倫太郎を見てきたから、幸せになって欲しいの」と問い詰めたときのことでした。
水島百合子も、倫太郎の覚悟を分かっていたから、倫太郎への気持ちを押さえて、夢乃へ説得へいったという構図なのです。これもなんか、さみしいというか切ないというか何ともいえない構図に思えてなりません。

急性ストレス障害の円能寺は夢千代と交際?

600億円の補助金がパーになり、新病院開院という野望が消えたしまった円能寺理事長。補助金がパーになった理由は、補助金をにぎっていた楠木大臣の収賄が発覚したからです。楠木大臣と円能寺の仲介役となった池報道官も窮地に陥り、精神的に少々参ってしまいましたが、倫太郎のアドバイスもあって、腹をくくってハゲ以外の隠し事はしていないと会見し、潔白をアピールします。

円能寺は、従前からあったチック症状が再発したばかりでなく、蓮見教授に馬になれ、宮川教授に馬を引けと命令したり、新病院がパーになったのは倫太郎のせいだ、蓮見も宮川も裏切り者だからクビだと取り乱したりと、倩んs的に不安定になります。倫太郎の診断は急性ストレス障害です。

そんな円能寺は自分が病気であることを認めようとしませんでしたが、顔が硬直してピクピクしていることを自覚すると少しずつ普通の状態でないことを受け入れるようになってきました。
不安定な精神状態が少し追いついて円能寺が訪れたのは、置屋の夢千代さんのところでした。本人曰はく、どこにも居場所がない円能寺が自然と訪れたのが置屋だったのです。

それまで、円能寺は倫太郎を拒絶していましたが、夢千代さんから連絡を受けて駆けつけた倫太郎と初めてきちんと向き合って話をします。
そこで明らかになったのは、買収しようとしていた蒼明医療法人は、円能寺の親父さんの病院だったということでした。はっきりとは述べられていませんでしたが、親父さんも医者だったのでしょう。
円能寺には兄貴が二人いて、二人とも医者になっていました。円能寺は医者になれなかったので、親父さんには全く相手にされませんでした。自分は期待されていないということをパワーにして、ここまで上り詰めたと言うわけです。コンプレックスを力に変えるタイプは自分の身近にもいましたね。円能寺以上に極端なコンプレックスで、嫌味しか言えない人が職場に。
円能寺は医大に入れず、自分が優秀でないと思っていました。学歴もないし、誰にも認められない人間だという強迫観念から、ビジネスでとにかく天下を取らなければならないと強く思うようになった。だからこそ、取り乱した時に俺は天下を取る資格があると叫んだのでしょう。その気持ちわかる気がします。たぶんこの段階で、一度自分を見つめなおしていなかったら、もっと高みに入った段階で、もっと大きな挫折が待っていそうな感じがしました。

倫太郎から、置屋があなたにとって大事な場所でしょと指摘されて初めてそれを認識した円能寺。その会話を一部始終きいていた夢千代さんは、感極まっていました。もともと、芸者としてのるり子(菊千代)から円能寺を奪った夢千代さんですから、好意も多少はあったでしょう。円能寺が入院してからも、付き添って看病していました。

夢乃の母・るり子は荒木の治療を受ける

夢乃の病気が快方に向かっていた一方で、るり子のギャンブル依存症と浪費癖と男癖の悪さは、何も変わっていません。最終回では無銭飲食をして逮捕されてしまい、連れの若い男からは愛想を尽かされてしまいます。
そして、身元引受人となった夢乃=明良さんに、一緒にまた暮らそうよと言うのですが、明良からは強烈なダメだしを食らいます。

「一緒に暮らそうよなんて、いつまでそんなウソを付くんだ。(私が小さい頃は)いつも酔っぱらって帰ってきて、ほかの子はお弁当つくってもらうのに。何日も何日も家に帰ってくることなく、お金もないから金平糖ももなくなって、周りに誰もいなくて、お腹がすいて、ケチャップもなくなって、帰ってきたら、男の人連れてて、外で待ってろって言って、あんな子生まなきゃよかったって言って、そういうのは母親のする言動なのか?
私は、お母さんに抱きしめてほしかったのに、いっしょにいてくれるだけでよかったのに、私にはお母さんしかいなかったのに、かまってくれなかった。でも、お金を稼ぐと褒められて、かまってもらえるから、喜んでもらえるから、とにかく働いたんだ。」
「お母さんの幸せそうな顔を見るのが好きだったから、そうやっていたけど、もうやめます。私は、私になれたから。さようならお母さん。」

るり子は、やだやだと取り乱していたのでこの後どうなるのかと思っていたら、荒木が自分のクリニックのお手伝い兼患者として面倒を診ていたのです。
あまりの仲睦まじさ?に倫太郎も、疑いの目で見ていましたが、荒木はそういうのじゃないから、と完全否定していました。
荒木が52歳、るり子が55歳。まぁ、それはそれでありなのかな。

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