広島カープ 黒田 9年ぶり巨人戦完封ならず 9回裏サヨナラ負け 明日はルーキー・薮田が先発
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最終更新日:2015/07/01
野球
6月30日の広島対巨人の12回戦は、広島が黒田博樹、巨人が高木勇人の先発でした。途中までは息詰まる投手戦で、黒田は1安打ピッチングでした。試合は非常に速いペースで進んでいき、開始1時間で5回までは進んでいたと思います。
均衡を破ったのは広島です。8回表に1番丸が1ボールから、センターバックスクリーンにライナーで飛び込む第11号のホームラン。高木の失投と言える投球でしたが、今日の高木は責められなかったと思います。丸がホームランを打つ前のバッターは黒田でしたが、そのまま打席に立ったので8回裏は投げることが確定でした。
8回を抑えた黒田が、巨人戦9年ぶりの完封勝利を目指してマウンドに立つのか非常に注目されました。なぜなら、広島の後ろのピッチャーが非常に不安定だからです。1点差で黒田の後に中崎を起用する勇気がベンチにあるのかを確かめられたのです。
巨人は7回裏にノーアウト2塁で点が入らなかったにもかかわらず、9回裏もノーアウト1塁(ランナーは代走鈴木)でバントすらしない様子でした。立岡が三振で1アウトしたときには、今日の巨人はダメだろうなと正直思いました。しかし、坂本がセンター前ヒットで鈴木は当然3塁に進み、全打席結果的に敬遠だった阿部がレフト前タイムリー。続く、亀井がレフトへの犠牲フライで坂本が生還してサヨナラ勝ちとなりました。広島が4安打、巨人が6安打で、試合が終わったのは20時30分ごろという早いゲームでした。巨人は6安打ですが、そのうち3安打は9回裏に飛びだしており、それだけ見ると黒田は力尽きた感じですかね。
明日は、広島がプロ初先発の薮田和樹。巨人が杉内です。広島先発の薮田投手は昨年のドラフト2位右腕で、大瀬良投手がセットアッパーに回ってあいた先発ローテーションの座をつかんだようです。大学では腕の骨折でほとんど実績がないにもかかわらず、広島が指名。これには疑問の声もありましたが、比較的早くチャンスをつかみました。ウェスタンでの成績は8試合に登板して、4勝1敗で防御率が1.70です。テイクバックが小さく、本格派のような投げ方ではありませんが、最速153キロで直球勝負の投手です。広島としては、黒田に勝ってもらってからルーキーに投げさせたかったんでしょうけど、予定通りにはいきませんでした。
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