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元大関・貴ノ浪の音羽山親方、43歳の若さで死去。ライバルは武蔵丸。

公開日: : ニュース

貴ノ浪関は各界のジャイアンツだった藤島部屋所属

大相撲の元大関・貴ノ浪・音羽山親方が、2015年6月20日に、急性心不全で亡くなられたそうです。ご冥福をお祈りいたします。最近のお相撲はあまり見なくなってしまったので、あまり力士のしこ名がわからないのですが、この時代の力士はそこそこ分かる方だと思います。
若くしてお亡くなりになった力士だと、元大関北天佑関も大好きでした。北天佑関は、2006年に、45歳の若さで亡くなられています。原因は、脳腫瘍、腎臓がんだったそうです。合掌。

貴ノ浪さんは、1971年生まれの43歳という若さです。ご本名が、浪岡貞博さんなので「貴ノ浪」というしこ名だったんです。それと、ご両親が師匠の藤島親方(元大関・貴ノ花)のファンだったこともあるのです。貴ノ花はかなりのイケメン力士で、女優さんと結婚するくらいですから、人気のほどがうかがえます。

個人的には、貴ノ浪関、すごく好きだったんですよ。大相撲が大好きだったおばあちゃんとおじの影響もあるんでしょうが、実力はあるのに、取り口が少々異端だったので評価が高くなかったり、若貴全盛時代で、どちらかというと人気では劣ったりしている部分が逆に大好きでした。自分はあまのじゃくなので、そういう傾向があったのです。

当時の藤島部屋は、貴ノ花と若ノ花のいわゆる若貴という両大関が在籍していて、貴ノ浪関以外にも有力な力士が多かったです。野球界でいうと、読売ジャイアンツみたいな雰囲気がありました。藤島部屋自体も、強すぎたのであまり好きではなかったんですが、貴ノ浪関だけは、応援していました。そして、貴ノ浪のライバルであった武蔵丸関も応援していましたね。

貴ノ浪関は、同部屋の大関2力士とは本割での対戦はありません。そういう意味では、好成績を収めることが他の力士よりも容易になりますから、武蔵川部屋の武蔵丸よりも、いい成績を収めなければ、大関昇進は厳しかったので、それもあって頑張れっていう気持ちにさせられました。
結局、大関獲りがかかった場所では、曙を破って、武蔵丸と一緒に大関昇進となります。

大関陥落後、10勝で特例大関復帰、また陥落、平幕でも活躍

貴ノ浪関といえば、大関陥落したのにすぐ復帰したのも特徴です。そのあとでこそ、武双山関や栃東関など、特例復帰した力士はいらっしゃいますが、当時は特例復帰というのは珍しかったんです。元横綱の三重ノ海関以来の快挙?でした。

大関復帰後もまた陥落してしまいましたが、平幕でも長く相撲をとって、最終的にはライバルであった横綱武蔵丸関よりも、長く現役生活を続けられたのも印象深いです。

貴ノ浪関でよく言われていたのが、その取り口。相撲での戦い方が邪道なんじゃないの?という意見です。
対戦相手には簡単に左右の腕を脇の下に入れられて、いわゆるもろ差しの状態を簡単に許してしまうのがどうなのかということをよく言われていました。わざわざ、一般的には振りと言われる体勢にさせて、そこから自分の身体的特徴を生かした相撲をとって、逆転したような勝ち方をする。そんな相撲も私が貴ノ浪関を好きになった理由でした。一般的には不利な体勢なのですが、長い手足を生かした懐の深さを生かして、土俵際で逆転というパターンを何度もみました。素人にも、ああこれが貴ノ浪の得意パターンなんだなと分かるくらい、分かりやすかったです。

この戦い方を修正されることもあったそうですが、かえって調子を崩してしまったそうです。そのことを聞いて、自分も痛い経験を思い出しました。
自分も、あるスポーツで教科書的ではないやりかたを行っていたのですが、それは自分の身体的特徴を生かしたものでした。教科書的には怪我をするようなやり方なのですが、自分にとっては自然なものだったのです。しかし、指導を受けた自分は、教科書的なやり方でケガをしてしまったのです。以上も含めて、貴ノ浪関はお相撲さんの中でも、自分の中では1位2位を争うくらい印象的な力士だったのです。合掌。

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